道の駅の定義がなにやらややこしくて混乱しそうになりました。
そういう時は基本に返って
「施主は何を望むのか。」
と考えると何を図面に表現すべきか分かってきます。
施主とはこの場合誰か。
施主は市町村または市町村に代わり得る公的な団体(以下、市町村等)です。
では、市町村等は道の駅に何を最も望むのか。
それは駐車場ではない。ましてや24時間トイレでもない。
駐車場やトイレは道の駅の定義付けに必要不可欠な要素であることは間違いないし
必要な施設の一部であることに変わりはないのですが
市町村等の腹の中では、そんな定義はさっさとクリアしてもっと利用者にアピールしたいものがあると思っているような気がします。
うちの地元を積極的にアピールし、道の駅の利用者にもっと地元を知ってもらいたい。
地元で行う行事イベントを情報発信し参加してもらうことで、もっと地元と利用者との距離を縮めたい。
地元で取れる野菜、果物等をもっと利用者に食べてもらいたい。
地元の特産品を知ってもらい、お土産として利用者に買ってもらいたい。
地元で沸く温泉に浸かって利用者に心と体を癒してもらいたい。
駐車場とトイレを除く道の駅の空間は全て地元アピールをしたい気持ちがあふれている施設です。
温浴施設だってただの浴室じゃないはずです。
必ず地元ならではのアピールが仕込まれています。
この製図課題は現地に足を運んで実例を感じてもらわないと
伝わらないものなんだろうな。
ネットで見ただけで行った気になっている人ほど危険ですから、
受験生は是非しっかりと実例を見て目を養ってください。
naraさん はじめまして。
返信削除たっくんままと申します。
padさんから教えていただき、ブログを読ませていただきました。
まだ、製図のことが1年目で分かっていないので、
参考にさせていただきます。
講習会でも「道の駅」の背景を知っておくと
迷ったときに役に立つ、という話がありました。
実例を見学するときも
頭に入れて観てくるようにします。
たっくんままさんこんばんわ。
削除私もpadmaさんからたっくんままさんのことお聞きしました。
私で良ければ図面拝見しますので、メルアド後で教えて下さいませ!